こんにちは!ハーバルセラピスト&アロマテラピーアドバイザーのさとみです。
私自身、30代後半から40代に入った頃から急激に睡眠の質が下がったことを感じ始め、日中のパフォーマンスにも影響が出ていた経験があります。
この頃からホルモンバランスの変化もあって「あれ?なんか寝た気がしないなぁ」という日々が増えてきました。
皆さんもそんな経験ありませんか?
同じように睡眠の質に悩む女性のために、私が実際に試して良かったと感じた方法をシェアしたいと思います。
今回は特別に、自宅で簡単に取り入れられる睡眠環境改善法を6つご紹介します!
女性の睡眠の質が下がる原因って?
まず、なぜ女性は睡眠の質が下がりやすいのでしょうか?
女性の体は、男性と比べてホルモンの変動が大きいんです。
月経周期、妊娠、出産、そして更年期と、ライフステージごとにホルモンバランスが変化します。特にエストロゲンとプロゲステロンというホルモンは睡眠に関わると言われています。
私の場合は子宮筋腫によって月経時の出血量が増えたことにより貧血になりやすく、また頻尿や腹部の不快感などが睡眠の質低下にもつながっていたと感じています。
他にも、現代女性ならではの原因として:
- 仕事や家事・育児によるストレス
- スマホやPCの過度な使用(ブルーライト)
- 不規則な生活リズム
- 加齢に伴うホルモン変化
これらが複合的に影響して、質の良い睡眠を奪っているんですよね。
女性の睡眠の質を上げる方法6つ

それでは、日常生活に無理なく取り入れられる「睡眠の質を上げる方法」を具体的にご紹介します!
1. 就寝前の「温活」習慣を取り入れる
睡眠の質を上げる1つ目の方法は「温活」です。
冷え性の女性は多いですよね。
実は体温と睡眠には関係があるといわれています。
体温が下がると眠気が促進されるのですが、もともと冷えている状態だと、この体温低下のプロセスがうまく機能しない可能性があります。
私のおすすめは、寝る1時間前に38℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくり浸かること。
他にも私がしている冷え対策は:
- 飲み物はなるべくホットで(でも冷たいものも好き!)
- ちょっとでも冷える時はレッグウォーマーで「末端冷え」を防ぐ
- 火を使わないお灸でツボ刺激
- あずきのチカラであたため
特に私のように子宮筋腫がある方は、下腹部を温めることで心地よさを感じられることが多いかと思います。
温活グッズとしては、あずきのチカラのホットアイマスクやどこでもベルトは本当に万能です。
最近の私は、火を使わないお灸で自律神経のツボや睡眠の質を上げるツボなどを温めてから眠るようにしています。
(めちゃくちゃ気持ちよくてオススメです✨)
2. マグネシウムを含む食事を意識する
睡眠の質を上げる2つ目の方法は「マグネシウムを摂取する」です。
マグネシウムは「睡眠のミネラル」とも呼ばれるほど、睡眠環境を整えるのに役立つと言われている栄養素です。
特に女性は生理や妊娠でマグネシウムが消費されやすいといわれています。
マグネシウムを多く含む食べ物は:
- アーモンドなどのナッツ類
- 緑の葉野菜(ほうれん草など)
- 玄米や全粒粉
- バナナ
- 大豆製品
私はお酒のお供にナッツ類を使ったり全粒粉のパンを焼いたりすることが多いです。
無理なく続けられるのがポイントですね。
3. リラックスタイムにハーブティーを楽しむ
睡眠の質を上げる3つ目の方法は「ハーブティー使い」です。
ハーバルセラピストとして特におすすめなのが、寝る前のハーブティー習慣。
カフェインを含まない以下のハーブは、古くから就寝前に親しまれてきました:
- カモミール:穏やかな香りが特徴的で、リラックスタイムに人気
- ラベンダー:香り高く、就寝前のリラックスタイムにぴったり
- パッションフラワー:南米原産のハーブで、伝統的に夜のお茶として親しまれています
- レモンバーム:さわやかな柑橘系の香りが特徴です
私の定番は、カモミールやビタミンCが豊富なローズヒップなどのブレンド。
寝る前だけじゃなく、休憩時のリラックスにもオススメです。
はちみつを少し加えても、体が温まる上に幸福感を感じられて好きです。
ハーブティーは市販のティーバッグでも十分香りを楽しめますが、ドライハーブやフレッシュハーブからいれると香りが豊かで一層リラックスできる時間になりますよ。
4. 就寝環境にアロマの香りをプラス
睡眠の質を上げる4つ目の方法は「アロマテラピー」です。
アロマの香りは気分転換やリラックスタイムに役立ちます。
特に就寝前におすすめの精油は:
- ラベンダー:最も人気のある落ち着いた香り
- マジョラム:やわらかく穏やかな香りが特徴的
- スイートオレンジ:ほんのり甘い香りで心地よい空間を作ります
- イランイラン:エキゾチックな甘い花の香り
使い方は簡単!
アロマディフューザーを寝室に置くか、枕元にアロマスプレーを一吹きするだけ。
私は赤瓦(珪藻土に似ているけどそれよりも耐久性が高い石)に2滴垂らして寝ることが多いです。
香りの好みは人それぞれなので、まずは自分が「ホッ」とする香りを選ぶといいですよ。
私の場合、ストレスが強い時はラベンダーとオレンジのブレンドが心地よいと感じています。
5. 「呼吸」を意識した簡単ヨガストレッチ
睡眠の質を上げる5つ目の方法は「呼吸&ヨガ」です。
寝る前のわずか5分でも、呼吸を意識したストレッチやヨガをするだけで心身がリラックスして、睡眠環境を整えるのに役立ちます。
私がいつもやっているのは:
- 仰向けになり、両手を腹部に置く
- 鼻から4秒かけて吸い込み、お腹を膨らませる
- 4秒間息を止めます
- 口から8秒かけてゆっくり吐き出します
- これを5回繰り返します
この「4-4-8呼吸法」は、リラックス状態へと導いてくれると言われています。さらに股関節を開くようなやさしいストレッチを加えると、骨盤内の血流も良くなり、心地よさを感じられます。
6. 睡眠サイクルを整える「光」の活用
睡眠の質を上げる6つ目の方法は「光の活用」です。
実は私たちの体内時計は光によって影響を受けると言われています。
朝は明るい光を浴び、夜は暗い環境を作ることで、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌リズムを整えやすくなります。
具体的には:
- 朝起きたらなる早(30分以内)で日光を浴びる
- 寝る2時間前からはスマホやPCの使用を控える
- 寝室は暗く、静かな環境に整える
私が実践しているのは、PCを使用する際はブルーライトカットメガネを使用し、寝る30分前からはスマホを見ないでリラックス。
手持ちぶさたになりがちですが、頭や身体のマッサージを入れたり日記を書くなどのルーティンを行うことでリフレッシュしています。
睡眠の質を上げるとこんな嬉しいことが!
ここまで6つの方法をご紹介しましたが、睡眠の質が上がるとどんなメリットがあるのでしょうか?
私自身が実感したのは:
- 朝、スッキリと目覚められるようになった
- 起きたときのスッキリ感が違う
- 日中の集中力が格段にアップした
- 肌の調子が良くなった(くすみが減った!)
- 体調やメンタルが安定する
- 食欲のコントロールがしやすくなった
睡眠の質が上がることで全身の血行が良くなり、体調も整いやすくなるのかもしれません。
もちろん病気そのものに対してはお医者さんの指導を受けることが大切ですが、日々の生活の質は確実に向上しました。
睡眠の質は女性の年齢によって変化する?

実は女性の睡眠の質は、年齢やライフステージによって変化することが多いようです。
- 20代:比較的良質な睡眠が取れる時期ですが、不規則な生活習慣の影響を受けやすい
- 30代:仕事や育児のストレスで睡眠不足になりがち。また、この頃から徐々にホルモンバランスの変化が始まる
- 40代:更年期前症状が出始め、寝つきの悪さや中途覚醒が増える時期が多い
- 50代以降:エストロゲンの減少により、睡眠に関する悩みを感じやすくなると言われています
私は40代ですが、すでに「なんだか眠りが浅いな」と感じるようになりました。
これは更年期前の変化の兆候かもしれません。
だからこそ、今のうちから睡眠の質を上げる習慣を身につけておくことが大切だと思っています。
まとめ:無理なく続けられる方法を見つけよう
今回ご紹介した6つの方法は、どれも特別な道具や時間がなくても、日常生活に取り入れやすいものばかり。
私自身、すべてを完璧に実践できているわけではありません。
その日の体調や時間に合わせて、できることからやっています。
例えば平日は「ハーブティーを飲む」「アロマを使う」だけ、休日は「ゆっくりお風呂に入る」「ヨガストレッチをする」など、無理のない範囲で取り入れてみてください。
睡眠の質を上げることは、美容にも健康にも、そして何より日々の生活の質を高めることにつながります。
特に女性は、ホルモンの変化に伴う体調の波を感じやすいからこそ、良質な睡眠が大切だと思います。
ぜひみなさんも、自分に合った睡眠環境改善法を見つけて、毎日をもっと生き生きと過ごしてくださいね!
※この記事で紹介した方法は、あくまで一般的な睡眠の質改善のためのものです。睡眠に関する悩みや健康上の問題がある場合は、必ず医療機関を受診してください。